2012年4月5日木曜日

便利になった代償


 新しい機械・製品の登場で物事が便利になるのは分かりやすいが、それによってなくなったものについて考えてみたい。まず、コピーの登場で、必要なものはあらかじめカーボン紙で写したり、ノートに書き写したり、記憶したりメモしたり、記憶をその人の解釈を入れたり曖昧なまま、留め置くことが無くなった。
 FAXの登場でそれまで郵便で送っていて到着までの時間が稼げなくなった。「出来てますから郵送します。」といってから郵送するまでの仕上げる時間が無くなった。
 ワープロの登場で漢字が書けなくなった。
 携帯電話の登場で、海外までも仕事が追いかけてくるようになった。
 はたして誰のために便利にしたのかがわらない。

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