2012年1月20日金曜日

暦の話(ハンキ=ヘンリー暦)


 現在私たちが使っているカレンダーはグレゴリオ暦。日本では明治6年に切り替わったようです。各月の日数が不規則で曜日がズレていくグレゴリオ暦は一般的な経済活動に不向きと考え、1週間を単位とし52週間で1年となる新しいカレンダーを提唱している人がいます。1年の四半期を30日、30日、31日の13週にして、それを4回繰り返し52週で、それを1年としています。1年12ヶ月は変わりません。それによって生じる誤差は5~6年に一度1週間「追加週」を加えることで解消出来るそうです。
 この暦は毎年同じ日は同じ曜日になります。曜日が変わらないので、今年開催のイベントは来年も同じ日に出来るわけで、計画が立てやすいのがメリットです。学校の授業の計画に時間を費やさなくて済み、利子などの計算も楽になるそうです。
 デメリットは、曜日が変わることによる面白みがなくなることとで、暦は巡り巡ってこなくなります。ドラマが減りますね。それに、毎年つくる必要がないので、手帳やカレンダーの業者が失業するかもしれません。
 この話を聞いてグーグルマップでアメリカ大陸を見たことを思い出しました。ドライブするのに道はまっすぐだけじゃない方が楽しいと思いますが?いかがでしょう。

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