2011年12月13日火曜日

直径64cmの地球儀で考えてみる


 地球の直径は約12800km。直径64cmの地球儀を作ると表面の1mmの厚さに海の深い部分も山の高い部分もおさまってしまう。赤道部分は遠心力などで極に比べて約22km膨らんでいるので、多少楕円になっている。といっても1mmちょっと。地震はせいぜい深さ約3.4cm以内(浅いものは3mm以内)で起きていることになる。
 実験結果のグラフや報道、物語やCGを使った映画などでは、分かりやすくするために誇張されることが多いが、地球儀を目の前に計算してみると、色々発見がある。
 例えば、飛行機は、この地球儀では雲の上ではあっても地上0.5mmのところを飛んでいたり、国際宇宙ステーションといっても、せいぜい高さ2cmのところを飛んでいるに過ぎない。また、恐竜が絶滅したとされる隕石は直径0.5mmで、シャープペンシルの芯の先が欠けた位の大きさということになる。

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