今年もあと4日。皆さんも、そろそろ仕事納めではないでしょうか。今年は3.11の衝撃で思考回路が変わってしまった方も多いと思いますが、想定外が見えるようになったことで、課題は山積です。恐怖を課題に変えて、この教訓を活かすべく来年は課題にひとりひとりが取り組んで、ひとつでも多く解決しますように祈りつつ、本年もブログを読んでいただきありがとうございました。著者sato*彡
2011年12月13日火曜日
直径64cmの地球儀で考えてみる
地球の直径は約12800km。直径64cmの地球儀を作ると表面の1mmの厚さに海の深い部分も山の高い部分もおさまってしまう。赤道部分は遠心力などで極に比べて約22km膨らんでいるので、多少楕円になっている。といっても1mmちょっと。地震はせいぜい深さ約3.4cm以内(浅いものは3mm以内)で起きていることになる。
実験結果のグラフや報道、物語やCGを使った映画などでは、分かりやすくするために誇張されることが多いが、地球儀を目の前に計算してみると、色々発見がある。
例えば、飛行機は、この地球儀では雲の上ではあっても地上0.5mmのところを飛んでいたり、国際宇宙ステーションといっても、せいぜい高さ2cmのところを飛んでいるに過ぎない。また、恐竜が絶滅したとされる隕石は直径0.5mmで、シャープペンシルの芯の先が欠けた位の大きさということになる。